電子ピアノの「メーカー」「シリーズ名」「機種名」「モデル名」「カラー」「年式」「製造番号」とは
電子ピアノ売却時には電子ピアノ本体の情報が必要になります。
電子ピアノなら「メーカー」「機種名」「モデル名」「カラー」「年式」「製造番号」が聞かれることがありますが、これらの違いを分かっておきましょう。
基礎知識
電子ピアノ売却時に必要な本体の情報は「機種名/モデル名」と「年式」です。
「メーカー名」や「シリーズ名」は「機種名/モデル名」を見ると分かるのでそこまで重要ではありません。
つまり、「機種名/モデル名」は正確に伝えていただく必要があります。
基本的に機種名は下記のようになっています。
シリーズ名 + 種類 + カラー
CLP-835Rだと「CLP」というシリーズの、「835」という種類でカラーは「R」となります。
これを省略せずに伝えていただくと査定もスムーズに行えます。
メーカー
電子ピアノの製造メーカーです。日本国内のメーカーであればヤマハ、ローランド、カワイ、カシオ、コルグがあります。現在は製造されていませんが過去にはコロンビアやテクニクスもありました。海外メーカーではノード(Nord)、アレシス(Alesis)などがあります。
国内主要メーカー
- ヤマハ(YAMAHA)
- ローランド(Roland)
- カワイ(KAWAI)
- カシオ(CASIO)
- コロンビア(COLUMBIA・廃番)
- テクニクス(TECHNICS・廃番)
シリーズ名
シリーズ名は各メーカーの愛称的に使われています。シリーズ名が最初にアルファベットで表されているので、機種名の冒頭に出てくるようになります。冒頭2文字も重複することがないので、そのアルファベットでメーカーとシリーズ名が分かります。
メーカー | シリーズ名 | アルファベット |
---|---|---|
ヤマハ | アバングランド(AvantGrand) | N、もしくはNU |
ヤマハ | クラビノーバ(Clavinova) | CLP、もしくはCSP、CVP |
ヤマハ | アリウス(Arius) | YDP |
ヤマハ | Pシリーズ | P |
ローランド | グランドピアノ | GP |
ローランド | ホームピアノ・LXシリーズ | LX |
ローランド | ホームピアノ・HPシリーズ | HP |
ローランド | ホームピアノ・DPシリーズ | DP |
ローランド | ホームピアノ・RPシリーズ | RP |
ローランド | ホームピアノ・Kiyola | KF |
ローランド | ホームピアノ・Fシリーズ | F |
ローランド | ポータブル | FP |
カワイ | CAシリーズ | CA |
カワイ | CNシリーズ | CN |
カワイ | ESシリーズ | ES |
カシオ | セルビアーノ(CELVIANO) | GP、もしくはAP |
カシオ | プリヴィア(Privia) | PX |
コルグ | コンサートシリーズ | G1 Air、C1、LP、SPなど |
コロンビア | エレピアン(ELEPIAN) | EP |
テクニクス | SX |
機種名・モデル名
「機種名」と「モデル名」は同じものです。国内メーカーの場合、その機種名は基礎知識でも記載しましたが、アルファベット(シリーズ名)+数字+アルファベット(カラー)になっているので、重要な情報です。
「機種名/モデル名」と「シリーズ名」は異なるので注意が必要です。
現在ヤマハのクラビノーバは800シリーズとなっているので、885、875、845、835、825になり、1世代前は700番代の数字になります。
ローランドのLXシリーズの場合はLX-9、LX-6、LX-5となり、シリーズ名の後に1桁の数字、1世代前なら700番代の3桁の数字が来るようになります。
カワイCAシリーズの場合は901、701、501、401といった3桁の数字になります。1世代前の場合は99、79、59、49という2桁の数字になります。
カラー
数字の後にはカラーのアルファベットがきます。Rはローズウッド系、LOやLAならライトオーク系、Bの場合はブラック、WHやWA、Aはホワイト系が来ます。
PEの場合はPolished Ebony(磨かれた黒檀)となり、鏡面加工のカラーになります。
カラーによっても査定額が異なるので、重要な情報になります。
年式
年式は電子ピアノに必ず記載されています。
査定時において重要なのは「購入した年」「配送された年」ではなく、「製造された年」が必要になります。
これは製造番号(シリアル番号)と同じような場所にステッカーなどで貼られています。
製造番号
製造番号(シリアルナンバー)も前述の年式と同様に機種名と同じステッカーに記載があります。
略して「SER. No.」と記載されているものが製造番号になります。
当店での査定では重要ではない(シリアル番号で査定額は変わらない)ので、買取見積もりの時点では省略でも大丈夫です。
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