【故障?】ペダルを踏んでいないのに電子ピアノの音が伸びる
久しぶりに電子ピアノの電源入れたら勝手に全部の音が伸びる様になってしまうことがあります。
また、同時にペダルを踏むと音が伸びずに切れるようになります。
これは電子ピアノの故障扱いになるのでしょうか?
故障ではない可能性が高い
ペダルが逆転する事象は故障ではない可能性大です。
電子ピアノの場合は一度電源を切ってペダルコードを抜いて、再度ペダルコードをさしてから電源を入れ直すと直る事がほとんどです。
《対処方法》
- 電源を切る
- ペダルコードを本体から抜く
- 再度ペダルコードを差し込む
- 電源を入れる
ペダルは何らかの原因で逆転することがありますが、その原因のほとんどが電極が入れ替わってしまったことで、故障ではありません。
ペダルの電極が入れ替わると逆転現象が起き、ペダルを踏んでいないのに音が伸びてしまう/ペダルを踏むと音が切れるようになります。
脚付きの電子ピアノの場合
脚付きの電子ピアノの場合は鍵盤部分と脚部分を繋ぐケーブルがあります。
ケーブルは一般的には本体裏側に設置されており、抜き差しできるのは鍵盤部分の裏側、もしくは下側の方のみです。
脚部分の方では抜き差し出来ないようになっています。
電源ケーブルではなく、ペダル(PEDAL)と記載されているのがペダルの接続ケーブルです。
電源を入れるときの注意
電源を入れるときペダルを踏みっぱなしにしないようにしましょう。
これも伸びっぱなし(電極が入れ替わる)になる原因の1つです。
ポータブルタイプの電子ピアノの場合
ポータブルタイプの電子ピアノは付属のペダルを使用するようにしましょう。
またペダルを買い替えるときも同一メーカーを選ぶようにしましょう。
メーカーによって電極に違いがあり、新品でも逆転している場合があります。
またペダルの逆転ではなく、効かない場合は違うところにペダルを挿している可能性もあります。
一般的にポータブルタイプのペダルは6.3mmのフォーンプラグが採用されており、ペダルだけに限らず、差し込み口が共通のサイズになっています。
ペダルの場合は「DAMPER」や「PEDAL」と記載されているところになります。
「SWITCH」ではないので注意が必要です。
故障の可能性はゼロではない
電化製品なのでペダル部分も故障の可能性はゼロではありません。
何をやっても直らない場合はメーカーへ修理相談となります。
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